小陸を放りこんだ京城というビルは私がかつて通っていた新源里という市場の近く。ちょっと寄ってみようっと。
うわっ。変わってない!この回教徒のお店でよく羊買ったな~。
東京に住んでる身としてはもうこんな市場で肉を買うってできないかも。暑いし臭いもなんだか気になるな。
いつも通っていた八百屋の姉妹のところ、果物屋に寄るも写真は恥ずかしいと断られる。でもみんな変わってない。2年しかたってないもんね。
この人も変わってない。私、北京でも運転してましたが車を停めるとうこういうおばさんがどこからともなく表れて2元徴収。忙しくないときはこんな風に座ってるんだね。
ここでタクシーを拾ってパンジャーエンというアンティーク市場へ。
北京で一人でタクシーに乗るときは助手席に乗るのが常識。これがまた曲者なんだよね。とくに語学ができない外人にとって。ちょっと緊張するも以前のように助手席に乗る。乗った瞬間に気付いた。ゲッ!扉が閉まらない!運転手は「没問題」と連呼したあげくにシートベルトをしようとする私を阻止。でも怖いから私は無理やりシートベルトを装着。降りるときわかったよ、なんでシートベルトをしないでって叫んでたか。
だってシートベルトも壊れてましたから!!!
運転手さんのセリフがいいよ。「言っただろ。シートベルトするなって」。これだから中国楽しいんです。
え?私、どっかおかしいですか?
助手席は会話の練習に最適の場所です。私も久々なんで頑張る。いつものように「なに人?」から始まる会話。2005年に来た時はここで馬鹿正直に言って舌打ちされたりめっちゃ緊張した雰囲気になったこともありましたがね。ちょっと勉強した後には「なに人と思う?」と聞き返すことにしてます。で、やっぱり「韓国人かな」と答える中国人運転手。一説によると韓国人が多いこともあるけど、韓国人に「日本人でしょ」って言って激怒されることもあるのでたいてい安全なほうの韓国人っていうのが多いそう。ほ~、なるほど。
日本人とわかるとやはり時節柄、地震・津波・放射能の話題。ここから広がって日本の家電がいかに素晴らしいかという運転手さんの話に。10年前に買った日本製の家電が一回も壊れない。中国製はだめだって盛んに言うので「そう?最近日本人は中国製も悪くないって言って中国家電買ってるんだよ」とフォロー。私けなげに中日友好のための草の根運動。あれ?だんなアメリカ人だったわ。中美友好のときは何を話題にすればいいのかしらね。
20分ほどのタクシー乗車でちょっと中国語も思い出してきました。
さあ、いよいよショッピング!がっちり買いましょう~(え?古い?ついて来れる人だけついてきて下さい)。
[3回]
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コメント
目方でドン!
>は~い!ついて行きます~!
>目方でドン!